窓の外には淀んだ三途の川が見える。その向こう側はかつて『賽の河原』と呼ばれる場所だった。そのうち天国にも地獄にも行けない子どもたちが積み上げた石でコロニーを建設し、暮らしているという。今でも子どもたちの声は聞こえるのだろうか。橋は経年によってか崩落し、渡る術はない。